これまでの経緯


 

             タイ王国の歴史上最大の水害となった2011年のタイ中部大洪水。建築物は破壊され、押し流され、重要な施設も完全に破壊されました。人々は何もすることができず、ただ座って惨状を見ているだけでした。こうした惨状は、多くのゴルフ場でも同様でした。水を防ぐ土嚢を作ったり、日夜水を掻き出したりしましたが、こうした努力は全てが無駄に終わりました。侵入し、壁に近づいてくる水の量は膨大で、とても防ぎ止められるものではなかったのです。敷かれた緑の芝生は一夜のうちに広い沼となりました。ナコンパトム県サームプラーン郡にある「ローズガーデンゴルフクラブ」も、こうした被災者の一つです。

 

             大洪水が過ぎ去り、由緒ある「ローズガーデン」も、その名前を残すのみでした。被った被害は、容易に修復できるようなものではありませんでした。「ローズガーデン」は、荒廃した土塊の覆う土地となり、どこを見ても、かつて美しかったものの損失しか見えず、心が痛むのでした。そして、輝きは過去だけのものではなく、もう一度取り戻すことが出来ないだろうか、と私たちは考えました。 

 

               この緑の芝の不思議な魅力に魅せられたゴルファーたちから、新しい由緒あるページを開き、心地よい風景をもう一度、と復旧を願う声が多くよせられました。それを受け、自身もゴルフ愛好家であるトーンサイ・ブーラパチャイシー氏率いるメトロマシンナリー株式会社が約100億バーツの復興費を費やし、復興に着手しました。ローズガーデンゴルフクラブを元の有名なゴルフ場に、そして、タイ王国における最高のゴルフ場の一つに、と努力をしました。そして、記念になり、のびのびと休むことができ、ゴルフを愛する人たちがあまり料金を気にせずに集まれるようなゴルフ場を目指しました。プレー料金は経営を維持できる程度に抑えており、多くのゴルファーの方たちにより容易にお楽しみいただけるようになっており、ゴルフ界の発展に寄与できるものと存じます。

               新たなる思想を生みだすべく、ローズガーデンゴルフクラブは設計され、再建工事により全てが新しくなりました。美しく、完成した風景。楽しくプレーでき、挑発的。新時代のスポーツ・ゴルフにふさわしく、しかしそれでいて、サームプラーン郡の古きよき香りを残しています。昔と現代の不思議な魅力が溶け合っています。敷地面積は450ライ(720,000平方メートル)、パー72、コース全長7200ヤードです。グリーンはバミューダティフイーグル芝、フェアウェーとラフはパスパラム芝を使用し、設計と施工はソー パラン コンストラクション社が請負いました。

 

               ローズガーデンゴルフクラブはナコンパトム県サームプラーン郡に位置し、ワットライキンなどの観光地が近いです。バンコク都心から約35キロ、ピングラーオ~ナコンチャイシー線(ブロムラチャネニー)を車で45分のところにあります。